特養(ユニット、従来)の配置人数と離職率比較

特別養護老人ホームの介護職員の配置人数と離職率について、全国と新潟県のデータを基に比較を行いました。また、皆さまの法人の施設比較ができる一覧を添付しております。

1.介護職員の配置人数と離職率
    (1)全国 介護職員の配置人数
             データ基:社保審‐介護給付費分科会 資料(平成29719日公表)より


  
  (2)全国 介護職員の離職率
             データ基:介護労働安定センター 平成28年度 介護労働の現状について


(3)新潟県・地域 介護職員の配置人数と離職率





2.「看護+介護」「介護」職員の配置人数の結果比
 (1)全国との比較
・ユニット型 全国26年度「看護+介護」1.7人に対して新潟県は1.55
・従来型   全国26年度「看護+介護」2.2人に対して新潟県は1.83

 調査年度の違いはあるが、新潟県は全国の平均より手厚い職員体制の傾向がみられる。

(2)新潟県の看護を除く「介護」職員の平均配置について
・ユニット型 新潟の「介護」平均1.76は、2ユニット20名の利用者に対して
『常勤10人、主任0.5人、パート1人』の概算介護職員配置です。
・従来型 新潟の「介護」平均2.14は、1フロア40名の利用者に対して
常勤16人、主任1人、パート1.5人』の概算介護職員配置です。


(3)新潟県の看護を除く「介護」職員配置の地域性について

・ユニット型 県央が1.59と手厚く、下越が1.95と厳しい   20人利用者で介護職員の差は、2.3

・従来型 上越が2.02と手厚く、佐渡が2.34と厳しい   40人利用者で介護職員の差は、2.7

3.離職率の結果比較(1)全国との比較・全国の社会福祉法人の離職率12.9%は、訪問・入所・通所全てのサービスを対象にしており、新潟県のユニット型7.3%、従来型5.2%は特別養護老人ホームだけに絞っており、比較対象が違うので比較できない。 しかし、新潟の特養ユニット型7.3%、従来型5.2%の数値は、とても低い数字!

(2)離職率の地域比較
 




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